理系のおともの備忘録

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【Marp】脚注をつけよう!

ぶりぶーです。今回は、スライドに参考文献や注意書きなど、脚注をつける方法について紹介します!

完成イメージ

LaTeXとHTMLそれぞれの上付き文字の比較

LaTeXとHTMLそれぞれの上付き文字の比較

想定環境

  • Marp for VS Code
  • VS Code
  • TeX Live(LaTeXの記法を使う場合のみ)

方法

2通りの方法をご紹介します。
特に違いはないですが、見た目が若干違うので見た目が好きな方を統一して使うと良いかと思います!

① LaTeXを使う

普段からLaTeX文書を作成している人にはなじみがあるかもしれません。
脚注部分を上付き文字として記述します。

LaTeXの脚注です$^{(1)}$
Point

脚注の上付き文字にあたるコードが1文字なら{}をつけなくても構いません。

1文字です$^1$

2文字以上の場合は{}が必要です。

上付き文字が数式でない場合、\text{}などでただの文字として認識させた方が良いかもしれないですね。

② HTMLタグを使う

web系を扱う人にはこっちがなじみがあるかもしれません。
脚注部分をsupタグで囲みます。

HTMLタグです<sup>(1)</sup>

なお、1文字でもそれ以上でも変わらず同じ書き方です。

使用例

参考文献をつける例

参考文献を脚注に表示しておきたい場合の例です。

LaTeXを使う場合
ほげほげは,ほげほげであると言われている$^{(1)}$
> (1) Hoge Hoge, "Hogehoge", 19xx, pp.x-x.
HTMLタグを使う場合
ほげほげは,ほげほげであると言われている<sup>(1)</sup>
> (1) Hoge Hoge, "Hogehoge", 19xx, pp.x-x.

注意書きをつける例

注意書きをつけたい場合の例です。

LaTeXを使う場合
ほげほげは,ほげほげであると言われている$^{\text{※}}$
> ※ しかし,実はほげほげではない
HTMLタグを使う場合
ほげほげは,ほげほげであると言われている<sup>※</sup>
> ※ しかし,実はほげほげではない
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