今回は本サイトで取り扱う理系のおともを紹介します! 別に推奨しているわけではないです。 おともとは、理系、特に数学、物理学、工学の学生、教授がよく使うような主にパソコン関係のモノたちのことです。 順次追加予定です。
論文執筆
LaTeX(ラテック,ラテフなど)
数式をきれいに書ける。また、数式番号や章番号などを自動で調整してくれる。何らかのエディタでコンパイルする必要があり環境構築や書き方などに多少とっつきにくさがある。
Word
言わずもがな。直観的な操作が可能。LaTeX記法や章番号の自動整理などもやろうと思えばできるそう。
スライド作成
PowerPoint
言わずもがな。直観的な操作が可能。図形や画像の配置も自由自在。
Marp
VS Codeの拡張機能で、Markdown記法で記述したMarkdownファイルからスライドを作成できる。デザインや配置も自動で行ってくれるため、記載する内容だけに集中することができる。 briboo-pc.hatenablog.jp
汎用エディタ
VS Code(Visual Stduio Code)
前述のLaTeXのエディタはもちろん、マークダウンファイルやプログラミングコードを手軽に書ける。有志も多くネット上に多くの情報があり、活発に開発がなされている。拡張機能を盛り込むことで本領を発揮する。
文献管理
Zotero
ダウンロードした文献や、ネット上の文献を管理することができる。著者やタイトル、発行年といった情報をデータを勝手に抽出してくれる。似たサービスは他にも多く存在する。
数学(数値計算&代数計算)
WolframAlpha
自然言語にも対応する計算機。計算過程を、有料版ではすべて、無料版では最初の一部のみ示してくれる。数学以外にも,物理学や日常生活といったジャンルがある。
wxMaxima
MaximaのGUI版。あらゆる計算を可能とする。式を簡単にするのが大変かも。
Python
- NumPy:数値計算
- SymPy:代数計算
SymPyは文字式にも対応し、代入もできる。NumPyに限らず数値計算では丸め誤差*1に注意する必要がある。
数学(行列計算)
行列計算機
行列計算に特化したサイト。入力がわかりやすく、種々の方法で解法を提示してくれる。文字式にも対応する。
https://matrixcalc.org/ja/matrixcalc.org
困ったとき
Chat-GPT
なんでも答えてくれる。課金しなくても鵜呑みにしなければかなり使える。
*1:無限桁の少数を計算の際に有限の値に丸める際に生じる誤差。PC内部では2進数で計算されるため、例えば10進数の 0.1 は2進数で 0.0001 1001 1001 ... であり、どこかで丸める際に正確ではなくなる